(一社)街路樹診断協会設立30周年を記念した国際シンポジウム「世界のアーバンフォレスト政策と樹木のマネジメント」 (主催:
一般社団法人 街路樹診断協会 )が 東京、大阪、福岡で開催されます。
http://www.gaishin.com/symposium2019/
造園CPD5単位認定
国際シンポジウム
「世界のアーバンフォレスト政策と樹木マネジメント」
~世界の潮流に学ぶ都市樹木のあるべき姿とリスクマネジメント~
主 催
一般社団法人 街路樹診断協会
後 援(予定)
国土交通省、環境省、福岡県、福岡市ほか
開催の目的
本国際シンポジウムは、国土交通省、環境省、福岡県、福岡市、各県自治体及び緑・公園・樹木医
関係団体のご後援(予定)を得て一般社団法人街路樹診断協会が主催するものです。
アーバンフォレストは日本ではあまり聞きなれませんが、世界の都市政策の中では最近よく耳に する言葉です。緑の持つ生態系サービスに着目し、都市の中に森を育て、気象変動やヒートアイラ ンド、都市洪水に対して、レジリエントでかつ生物多様性に富んだ都市をつくっていこうとするも のです。すなわち、アーバンフォレスト政策とは、「都市樹木によるグリーンインフラ政策」と言 えます。街路樹や公園樹木など都市樹木(urban tree)はアーバンフォレストの要と位置付けら れており、樹木の本数とともに、樹冠率(canopy cover)を高めることが意識されています。また
従来のように特定の樹種ばかりを植えるのではなく、環境や地域性を配慮しながら樹種を選定し、 同時に生物多様性やエコロジーを高める努力がはらわれています。さらに緑の生態系サービスを最 大限発揮させるためには、これらの取組に加え、樹木診断や適切な維持管理により健全な樹木の比 率を高めつつ、樹木の更新時期を捉え、戦略的に更新を図っていく必要があります。
今回のシンポジウムにはアメリカとオーストラリアの研究者及び行政担当者を講師としてお招き し、世界の潮流となっているアーバンフォレスト政策と、関連する樹木のリスクマネジメント制 度、根系保護対策等を紹介していただきます。街路樹や公園樹などを主体とした日本の都市樹木の 捉え方、管理方法を改めて見直す機会にしたいと考えます。
開催日及び開催場所等
(福岡会場) 2019年5月22日(水) エルガーラ 8階 大ホール
福岡市中央区天神1丁目4番地2号
参加予定人数と参加費
約500名(福岡会場)
参加費 1,000円(資料代として)
プログラム構成とタイムテーブル
※造園CPD・樹木医CPD・JCCA CPD 認定プログラム
09:30 開 場
10:00 開催挨拶
10:15 街路樹診断協会技術委員会発表(ウェルカムメッセージ)
10:30 講演1 (仮)「メルボルン市のアーバンフォレスト政策について」
Mr.Ian Shears(イアン・シアーズ氏)
豪州メルボルン市アーバンフォレスト・グリーンインフラ部部長
11:50 休憩
12:50 講演2 (仮)「北米でのアーバンフォレスト政策と樹木保護制度、リスクアセスメント について」
Dr.Thomas Smiley(トーマス・スマイリー博士)
米国バートレットツリーリサーチラボラトリーズ
14:40 休憩
14:50 講演3 (仮)「日本の都市樹木が抱える課題と解決技術」
Mr.Yasuo Iizuka 飯塚康雄氏
国土交通省 国土政策技術総合研究所 社会資本マネジメント研究センター
緑化生態研究室 主任研究官
15:30 休憩
15:40 トークセッション
パネリスト:イアン・シアーズ氏、トーマス・スマイリー博士、飯塚 康雄氏、
大谷 雄一郎氏(公益財団法人 福岡市緑のまちづくり協会 理事長)
小河 誠司氏(一般社団法人 日本樹木医会 会長)
16:55 閉会挨拶
17:00 閉会
詳しい申込み方法などは
大会webサイトを御覧ください
http://www.gaishin.com/symposium2019/