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九州・沖縄のランドスケープ遺産について

日本造園学会九州支部では、平成22年11月の熊本支部大会以降、ランドスケープ遺産インベントリーづくりに取り組んでいます。

ランドスケープの対象については、下図のように、敷地などの領域が明確な「造園」空間と、自然景観や文化的景観などの広がりを持つ「風景」との、二つに分けて捉えられると考えられたため、先行して前者の「造園遺産」を募集したところ、平成23年10月までに168件の応募物件が寄せられました。

 

平成23年7月、インベントリーづくりのあり方の検討と選定・登録案を作成するため、「九州沖縄ランドスケープ遺産インベントリーづくり検討委員会」が設置されました。

委員会の設置要綱と、平成23年10月18日(火)に開催された第1回委員会の開催状況は以下のとおりです。

  九州沖縄ランドスケープ遺産インベントリーづくり検討委員会設置要綱

  九州沖縄ランドスケープ遺産検討委員会 議事要旨

  議事次第

  議事の公開について

  資料1 「ランドスケープ遺産検討準備会議」と鹿児島支部大会の概要

  資料2 造園遺産 応募物件一覧(20111031版)  (* 応募物件一覧は当日の会議資料から体裁を変更しています)

  資料3 九州沖縄のランドスケープ遺産の取り組みの論点

「造園遺産」は現在も随時募集中で、物件リストは随時更新していく予定です。

資料2のとおり、各県の応募状況に差があり、漏れなどにお気づきの点が有りましたら、是非、追加で推薦応募いただきますようお願いいたします。

応募にあたっては、要領をお読みの上、応募用紙をダウンロードしてお使いください。

Download : 選考応募用紙)(ランドスケープ遺産応募要領

また、「風景遺産」も、追って募集を開始いたします。本HPでもお知らせします。

  (九州沖縄ランドスケープ遺産インベントリーづくり検討委員会 コアチーム)